こんにちは。晴れの日は気持が良いですが秋の日差しは穏やかで洗濯物が乾きにくい季節ですよね。
かさばるものは乾きにくく避けたいからパーカー着るのやめて欲しいなと思いつつ
(私も含め)家族のパーカー率が高くて悩ましいスピカココです。
子供の頃、お風呂に入る前に服や靴下を脱いだまま、つまり裏返しのまま、そのまま洗濯カゴにポンと入れていたことありませんか?
そして、そのたびに「お行儀が悪いからちゃんと裏表を直してからカゴにいれなさい」と叱られたことがある方も多いかもしれません。
私もその一人です。何度注意されてもやらない「表を返す」こと。面倒くさいんですよね・・・
でも実は、お洗濯に関して言えば、服を裏返しのまま入れるのは大歓迎なんです。
理由を知ると「ああ、なるほど!」と納得です。
裏返しのままで洗うメリット
衣類の内側、つまり肌に直接触れる部分には、汗や皮脂などが付着していますよね。
だから、裏返しにして洗濯カゴに入れているということは、その汚れた面が外側に出ていて
より効率的に汚れを落とせる状態になっているということなんです。
具体的には・・・
靴下
裏返しにすることで、汗や皮脂などの汚れが落ちやすくなるだけでなく、
表側にできやすい毛玉も防ぐことができます。
さらに、ほこりやゴミが付きにくくなるという嬉しい効果もあるんです。
ワイシャツ
ワイシャツも、生地の裏側に汗や皮脂・角質などの汚れが付きやすいアイテムですよね。
裏返しにして洗濯することで、襟元や袖についた皮脂や汗が落ちやすくなります。
デリケートな素材や色の濃い衣類
色の濃いTシャツ、表より裏の方が色が濃いなんてことありませんか?
裏返して洗うことで表側の色褪せも防げ、生地が傷むのを抑えることができます。
デリケートな素材の衣類は洗濯ネットに入れると更に良いかもしれません。
大切な服を少しでも長持ちさせたいなら、このひと手間は効果的です。
プリントTシャツ
洗剤の影響だけでなく他の衣類との摩擦によりプリント部分が薄くなったり消えたりしてしまいます。
それを防ぐためにも、とっても効果的!大好きなTシャツを長く楽しめますよ!
ジーンズ
裏返して洗うことで、色落ちを防ぐ効果があります。
ジーンズの色や風合いを保てるのでお気に入りのデニムを大切にしたい方は是非!
でも、裏返しが向いていないケースもあるんです
一方で食べこぼしや泥汚れなどがひどく付いている衣類は、
汚れた面をしっかりと洗浄するために表側を向けて洗う方が効果的です。
ここではきちんと表を返しておきましょう。面倒くさがらずにね。
せっかくお洗濯したのに汚れがほとんんど落ちていない・・・
なんてことになりかねませんから。
つまり・・・
「衣類の裏と表、どちらが汚れているか」がそのまま洗濯時の基準になるわけです。
これこそどなたでも実践可能&手間なしの「お洗濯のちょっとしたコツ」ではないでしょうか!
やらない手はありませんよね。
干す時もそのままでOK
裏返してあれば、布が重なっているポケット部分や縫い目部分が表にでるので乾きやすいですし、
外に干した時は紫外線による色褪せを防ぐこともできますよ!
幼い頃は叱られた「裏返しのまま」という行動が、実は合理的で効果的なお洗濯の方法だとは!
もしあの頃の私に「実はそれも正解なんだよ」と教えてあげられたら、
きっと「ラッキー!」と正々堂々と脱ぎっぱなしをしていますね。(泥だらけの服装でも・・・)