マイクロプラスチックってなに?
「マイクロプラスチック」という言葉を聞いたことがありますか?
これはとても小さなプラスチックのことです。
どれくらい小さいかというと、5ミリメートル以下のサイズのプラスチックを「マイクロプラスチック」と呼びます。
砂粒やゴマよりも小さいものもたくさんあります。
最近では、環境問題を解決するための目標「SDGs(エスディージーズ)」にも関係している話題なんですよ。
では、マイクロプラスチックはどこから来るのでしょうか?
どこから生まれるの?
マイクロプラスチックは大きく分けて2つの種類があります。
初めから小さいプラスチック
これは、工場などで小さく作られたプラスチックのことです。
たとえば、洗顔料や歯磨き粉の中に入っている「スクラブ剤」や、プラスチックの小さな粒が使われることがあります。
こういった製品を使うことで、知らず知らずのうちにマイクロプラスチックを流してしまっているかもしれません。
大きなプラスチックが小さくなったもの
ペットボトルやビニール袋などが川や海に捨てられ、波や太陽の光でボロボロになり、小さくなっていきます。
そうしてできたものもマイクロプラスチックになります。
なぜ問題なの?
マイクロプラスチックはとても小さいため、魚やカメなどの海の生き物が食べてしまうことがあります。
それが原因でお腹をこわしたり、体調が悪くなったりすることがあるのです。
また、私たち人間も、知らないうちにマイクロプラスチックを食べているかもしれません。
なぜなら、海の生き物が食べたマイクロプラスチックが、食べ物の中に入り込むことがあるからです。
たとえば、魚や貝を食べるとき、その中にマイクロプラスチックが入っていることもあるかもしれません。

さらに、マイクロプラスチックは環境にも悪影響を与えます。
SDGsの目標「14. 海の豊かさを守ろう」にも関係があり、海の環境を守るためにマイクロプラスチックを減らすことがとても大切になっています。
どうすればいいの?
マイクロプラスチックを減らすために、私たちができることはたくさんあります。

プラスチックごみを出さない
買い物のときは、レジ袋ではなくマイバッグを使いましょう。
ペットボトルの代わりに水筒を使うのもよい方法です。
環境にやさしいエコバッグやタンブラーを使うのは、今やおしゃれなライフスタイルの一部にもなっていますよね。
ごみを正しく捨てる
道ばたや海にごみを捨てると、それが風で飛ばされ、マイクロプラスチックになってしまうことがあります。
ごみはきちんと分別して捨てるようにしましょう。
自然にやさしい商品を選ぶ
洗顔料や歯磨き粉の中に入っているプラスチックのスクラブ剤の代わりに、自然の素材を使ったものを選びましょう。
最近では、「マイクロプラスチックフリー」と書かれた商品も増えてきています。
環境にも肌にもやさしいアイテムを選ぶことで、美容とエコを両立できますね。
子どもと一緒に学ぶ
お子さんがいる方は、マイクロプラスチックについて一緒に学び、環境にやさしい生活を心がけるのも素敵です。
例えば、一緒にビーチクリーン(海岸のごみ拾い)をするのもいいですね。
遊びながら環境を守る意識を育てることができます。
ちょっとの意識で
マイクロプラスチックは、とても小さなプラスチックですが、私たちの環境や健康に大きな影響を与えるものです。
そして、それを減らすことは、SDGsの目標達成にもつながります。
「ちょっと意識するだけ」で、私たちの暮らしの中でもできることはたくさんあります。
たとえば、ごみを捨てるときに気をつけたり、プラスチックをできるだけ使わないようにしたりすることが大切です。
スピカココにはマイクロプラスチックを出さない、環境にもお肌にもやさしい商品が揃っています

キッチンスポンジ
柔らかな感触と手ごたえのあるスポンジ。
セルローススポンジは原料が天然パルプなので、燃やしても有毒なガスが発生しません。
また廃棄すれば簡単に分解(腐敗)し、土に還ります。
食器洗いの他、窓の結露拭き、ふきん、洗車など、様々な用途でご使用いただけます。
120度まで熱湯消毒が可能で、乾燥が早く、雑菌の繁殖を抑えて衛生的です。
泡立てネット
泡立てネットのポリ乳酸繊維は、とうもろこしに含まれるでんぷんの植物由来の繊維。
生分解性にもすぐれ、焼却せずに土に埋めて分解することが可能なエコロジカルな繊維です。
そのため二酸化炭素をあまり排出せず地球温暖化対策にも貢献します。
こんにゃくスポンジ
下仁田産こんにゃくから生まれたお肌にも環境にもやさしい植物繊維100%のスポンジ。
弱アルカリ性の洗浄作用でお肌を清潔に保ち毛穴の汚れ・古い角質もやさしく落とします。
1ヶ月程度で繊維が分解します。
私たちの小さな行動が、未来の海や地球を守ることにつながります。
今日からできることを、みんなで一緒に考えていきましょう!