こんにちは。
そろそろ大掃除の準備で洗剤やお掃除道具を買おうかと思われている方がいらっしゃいませんか?
洗浄力が強い洗剤も欲しいところですが、効果もしっかり期待できる、安心&安全な洗剤も是非選択肢の中にいれてください!
今回はスピカのお問い合わせの多い商品の一つ「酸素系漂白剤」とちょっと珍しい「O2+重曹」という洗剤を
特性や違い、使い分けなどをご紹介いたします。
結論から言うと、どちらも酸素の力で汚れを落とす仲間ですが、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム単体)は シンプル&王道の漂白・除菌・消臭アイテム。
一方で、O2+重曹は“掃除にも洗濯にも広く使いやすいように、洗浄力と扱いやすさを底上げした設計”。
同じ「酸素系」でも、得意技が少し違うんです。
1. まずは成分の違い
◇ 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)
- 成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)
- 弱アルカリ性
水(特にぬるま湯)に溶けると酸素が発生し、汚れを“浮かせてはがす”ように落とします。
「漂白」「消臭」「除菌サポート」といった“リセット役”として定番です。
◆ O2+重曹(多目的漂白洗浄剤/界面活性剤ゼロ)
- 成分:過炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム(重曹)、炭酸塩、けい酸塩、分散剤
- 弱アルカリ性
- 顆粒タイプで溶けやすい設計
ポイントは、過炭酸ナトリウムの「酸素パワー」に加えて、
汚れを落としやすくする“アルカリ助っ人(炭酸塩)” や、汚れ落ち・再付着を抑えるセルロース(植物繊維)由来の“分散剤”、用途によっては 素材へのあたりを考えた補助成分(けい酸塩) などが組み合わさっていること。
その結果、鍋の焦げつきから、布もののつけ置き、さらには拭き掃除・スプレー掃除まで「守備範囲が広い」のが特徴です。
つまり
酸素系漂白剤=シンプルに漂白・消臭・除菌サポート
O2+重曹=酸素系をベースに“多目的洗浄”へ拡張した設計
というイメージです。
2. どっちが強いの?汚れ別の得意分野
◇酸素系漂白剤が得意なこと
- 衣類の黒ずみ・黄ばみの漂白
- コーヒー・紅茶・調味料などのシミの漂白(つけ置き)
- ふきん、まな板、哺乳びん等のつけ置き(使用可素材の場合)
- 部屋干し臭などのニオイ対策(つけ置き→しっかりすすぎ)
「漂白」「シミ」「ニオイのリセット」が目的なら、まず酸素系漂白剤が頼れます。
◆O2+重曹が得意
- 鍋の焦げつき、ガスレンジ、シンクのしつこい汚れ
- 茶渋、グラス、タッパーの汚れ
- 血液・食べこぼし・汗じみなどのつけ置き
- 運動靴、カーテンなど“つけ置きで放置したい”もの
- 冷蔵庫、食器棚、フローリング、キャビネット、ホワイトボードなどの拭き掃除
- 壁紙(ビニールクロス)、タバコのヤニ、じゅうたんのシミ、換気扇、電子レンジなどのスプレー掃除(※作り置き注意)
「掃除も洗濯もこれ1つで、つけ置き放置でスッキリしたい」ならO2+重曹が向いています。
“多目的漂白洗浄剤”の名の通り、家じゅうに出番があります。
使い方動画↓

3. 使い方の基本:共通のコツは「お湯」と「溶かす」
どちらもポイントは同じ。
- **お湯(40〜50℃)**でパワーを発揮しやすい ※熱湯は不可
- よく溶かして使う(黄ばみやムラ防止)
- **放置(つけ置き)**が効く。ゴシゴシより“待つ”!
この3つで、落ち方が変わります!
4. 使用量の目安(製品情報ベース)
◇酸素系漂白剤:洗濯機で(黒ずみ・黄ばみ)
- 水30Lに15g
- 洗濯用洗剤と一緒に入れて洗う ※洗面器などでよく溶かしてから洗濯機投入が効果大
「毎日の漂白サポート」ならこれがシンプル。
◇ 酸素系漂白剤:つけ置き(シミ、ふきん、まな板等)
- 水2Lに8〜10g
- 30〜50℃の温水に溶かし、15〜30分つけ置き
- ひどい汚れは 2〜3時間を目安に延長
- その後 しっかりすすぐ
◆O2+重曹:つけ置き(鍋の焦げつき、布もの、茶渋など)
- お湯(40〜50℃)2〜3Lに20〜30g
- 2時間〜半日つけ置き(汚れで加減)
焦げつきも“こすり倒す”より、まずは溶液につけて放置がラクです。
汚れがゆるんだら、やさしくこすって仕上げます。
◆ O2+重曹:拭き掃除(冷蔵庫、棚、床など)
- お湯(40〜50℃)2〜3Lに20〜30gで溶かした液を使って拭く
- 仕上げに水拭きするとさっぱり
◆ O2+重曹:スプレー掃除(壁紙、ヤニ、換気扇など)
- スプレーボトルに対して 大さじ1杯程度を目安に作る
- 作り置きはせず、その日のうちに使い切る
- スプレー箇所は 30分以内に拭き取る
(酸素が発生するので、スプレー液の放置・密閉は避けてください)
5. 使えないもの・注意点(ここは必読)
◇酸素系漂白剤:素材の相性に注意
- 毛・絹、水洗いできないもの、色落ちしやすいものは避ける
- 金属製の容器や金属パーツは基本的に注意
- 塩素系・還元系漂白剤とは 混ぜない

◆O2+重曹:特に金属はNGが多い
- 金・銀・銅・鉄製品、アルミ鍋は使用しない
- 鉄・銅のボタン、ファスナー、バックルが付いた衣類は避ける
- 容器はステンレス以外の金属製は使わない
- 湿気を避けて保管
- 草木染めなど、**金属を含む染料(媒染剤に鉄・銅など)**は使用しない

※どちらも、心配な素材は「目立たない場所でテスト」が安心です(濃いめの溶液を少し付けて数分置き、変色や色移りがないか確認)。
6. 結局、どう使い分ける?迷ったときの結論
A. 洗濯まわり中心で、シンプルに使いたい人
→ 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)
「洗濯機にプラス」「シミのつけ置き」「ふきんのニオイ対策」など、王道の使い方が得意です。
B. 掃除も洗濯も“これ1つで”やりたい人
→ O2+重曹
鍋の焦げつき、キッチン周り、壁や換気扇など、用途の幅が広い。
しかも 界面活性剤ゼロなので、洗浄剤の香りや残りが気になる方が選ぶケースもあります(ただし使用後のすすぎ・拭き取りは丁寧に)。
C. ベストは「リセット担当」を2つ持つ
- 酸素系漂白剤:洗濯のレスキュー&定期リセット
- O2+重曹:家じゅうの“つけ置き放置”&多目的掃除
この2本立てにすると、「あれもこれも…」と迷いにくく、家事の手間がスッと減ります。
スピカの◇酸素系漂白剤と◆O2+重曹
◇酸素系漂白剤:過炭酸ナトリウム100%の顆粒状。
高品質で安全性が高く皮膚への刺激も少ないため、赤ちゃんの肌着やオムツにも使えます。
また哺乳瓶の消毒にも使えるぐらい安全を追求した漂白剤なんです。
顆粒状なのでむせにくいのもポイント!
◆O2+重曹:酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム100%)に重曹を加えたもの。
溶けやすさや洗浄力を最大限に発揮するために細かい粒子。
界面活性剤ゼロで、赤ちゃんの布オムツ洗いにも安心してお使いいただけます。
介護の現場や病院でも好評です。
今年の大掃除に大活躍間違いなしです。もちろん普段使いでもお試しください!
酸素系漂白剤:https://www.spica-shop.net/view/item/000000000001?category_page_id=ct2
O2+重曹:https://www.spica-shop.net/view/item/000000000029?category_page_id=ct6


