衣替えをして久しぶりに取り出した洋服が、なんだか黄ばんでいたり、臭いが気になったりした経験はありませんか?
それは、しまう前に一度洗濯をしていたとしても、衣類の汚れが完全には落ちていなかったためかもしれません。
実は、普段の洗濯では、表面の汚れは取れても、繊維の奥に残っている汗や皮脂、ホコリなどすべてを落としきるのは難しいのです。
特に夏物の衣類は、肌に直接触れることが多く、汗や皮脂汚れが付きやすいですよね。
これらの汚れは時間が経つほど繊維に深く染み込み、落としにくくなります。
その結果、次のシーズンに衣類を取り出したとき、黄ばみやシミ、嫌なニオイの原因となってしまうのです。
お気に入りの洋服が黄ばんでいたり、臭ってしまうと、そのまま着るのはためらわれますね。
そこで、そうならないために必要なのが、「しまい洗い」です。
これは、衣替えのタイミングで、来シーズンまで着ない洋服をしっかりと洗い直してから収納する方法です。
「しまい洗い」をすることで、衣類の汚れやニオイをしっかりと取り除き、翌シーズンも清潔で気持ちよく洋服を着ることができます。
では、実際にどうやって「しまい洗い」を行えば良いのでしょうか?
基本的な手順を紹介します。
①50℃程度のお湯に酸素系漂白剤を溶かして浸け置きする
酸素系漂白剤は、色落ちしにくい上に繊維の奥まで浸透して汚れを浮かせてくれるため、黄ばみや頑固な汚れに効果的です。
特に、汗や皮脂汚れには有効です。お湯の温度は50℃程度がベストで、あまり高温すぎると繊維にダメージを与えることがあるので注意が必要です。
②その後、普通にお洗濯をする
浸け置きした後は、通常通り洗濯機で洗います。この時、できれば多めの水で洗うことがポイントです。
水量を多くすることで、汚れが再び繊維に戻るのを防ぎ、より効果的に汚れを流し落とせます。
繊細な素材や大事な衣類については、手洗いかクリーニングに出す方が安心です。
③すすぎは2回以上、できれば3回
すすぎは、しっかり行うことが重要です。
すすぎが足りないと、洗剤や酸素系漂白剤の成分が残り、これが変色や黄ばみの原因となってしまうこともあります。
特に、しっかり浸け置きした衣類は、少なくとも2回、できれば3回ほどすすぎを行って、すっかり洗剤を洗い流しましょう。
④洗濯後はしっかり乾かす
洗い終わった洋服は、しっかりと乾かすことが大切です。湿気が残ったまま収納すると、カビや嫌なニオイの原因になります。
基本的には、晴れて湿度の少ない日に外干しをするのがベストです。風通しの良い場所に吊るして乾かし、湿気を飛ばすようにしましょう。
※ 水洗いできない素材の洋服や、高価な衣類、大事なものは、無理をせずにプロのクリーニングに任せるのが最適です。
自宅での洗濯によって縮んだり、傷んだりすることが心配な衣類は、クリーニングを利用しましょう。
しまい洗いの際の注意点
しまい洗いをする際に、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
まず、お風呂の残り湯は使用しないことです。残り湯には皮脂や石鹸カスが含まれているため、かえって洋服に汚れを移してしまうことがあります。
また、しまい洗いを行うタイミングも重要です。
シーズン終わりにすぐに行うことで、汚れが繊維に染み込む前に処理でき、黄ばみやシミのリスクを大幅に減らせます。
もし手間に感じる場合でも、特に汗を多く吸収した衣類や直接肌に触れたものについては、しっかりと洗い直してからしまうことをおすすめします。
このひと手間で翌シーズンもお気に入りの洋服を気持ちよく着られます!!
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